エアーズロック編 1995

オーストラリアの中心にあるエアーズロック、世界最大の一枚岩ということはご存知でしょう。
そのエアーズロックは、先住民族のアボリジニの神様です。
その神様を観光客が踏みつける行為をやめて、アボリジニに返還され登頂できなくなると聞き
これは今のうちに登って置かなければと思い立ち、初めての南半球へ
一番安いケアンズまで格安ツアーで、現地で格安ツケットを購入し宿も無いまま下着だけ持ってアリススプリングスへ
(エアーズロック空港が一番近いのですが、高い、便が無いので仕方なくアリススプリングスへのチケットを購入)
地図で見ると近いのに、実際には1000km以上レンタカーで走ることになります。
迷子にはなりません、その間は信号が1個しかありません、最初の信号を右に曲がれば着くよって言われました。
しかし、ガソリンだけは入っていてもスタンドを見つけたら入れるように注意されました。
砂漠の真ん中でガス欠、これはやばいです。
登頂は結構きついですよ。心臓発作や落下で死亡する方も沢山居るみたいです。
ちなみに、今でも登頂は出来ます。なんだったんでしょうか?あの噂は?
しかし、それがきっかけで南半球、エアーズロックに来られたのですから良しとしましょう。
登頂よりも思い出に残るのは、周りに明かりが全く無い砂漠の真ん中で見た星空です。
今までの人生で一番の物で、流れ星は限りなく流れ、青雲なども幾つもハッキリ見えました。
お風呂の水が、北半球と逆に渦を巻くのも感動ですね。
ちなみにエアーズロック滞在中は初日は宿が見つかりましたが、2日目は車で野宿でした。