Maintenance Log.36

クーラント漏れ修理

今回は、E39型アルピナB10−4.6のクーラント漏れの作業です。
駐車場に、クーラントの跡があるとのことで、持ち込まれました。

開けて見ると、V型エンジンの開いたバンク中央、後ろ側から漏れている様子。
しかし、インテークマニホールドが中央にある為、隠れていて良く見えない場所です。
ミラーを使用して、漏れている場所の特定をしました。

チェック後、前方ウォーターポンプから後方ヒーターホースへクーラントを送るパイプの繋ぎ目からの漏れを発見。
裏側のケース&ウォーターポンプを外してパイプを抜き取り、Oリングガスケットを交換して、作業は完了しました。

しかし、納車して1週間後、オーナーよりまだ漏れているとの連絡が入り、再点検をさせていただきました。
今回は更に細かく、インテークマニホールドを分解して確認。
すると、ヘッドガスケット抜けかと心配しましたが、両バンクの中央のカバーのガスケットから、うっすらと漏れていることが判明!

恐らく、熱が一番こもる場所なので、アルミ製のカバーが歪んでしまった為だと推測します。
これは、アルピナエンジン特有の故障ではなく、ベースエンジンのV型エンジン全てに起こる症状だと思います。
もちろん部品は、BMWの純正部品を使うことができます。
アルピナ専用部品ではないので、不安に思われている方、参考になさってください。

ちなみに、ガスケット単体では部品が出ないとのディーラーの返答・・・。
カバーごと、アッセンブリー交換になりました。


V型4600ccアルピナB10エンジン 水漏れ原因を探す為にインテークマニホールドを脱着 バンクの中央部にLLC漏れを発見!!
前回漏れていたパイプからは漏れていない・・・。 中央のケース右側から漏れていました ガスケット単体は無し。
ケースごと交換になります
ガスケットの厚さが違いますね ケースの中には冷却水が通るスペースが見れます ケースを規定トルクで締め付けます
当然インテークマニホールドガスケット等も新品に交換 インテークマニホールドを元に戻して完成! 完調のアルピナエンジン復活!!

今回のアルミカバーは簡単にはチェックできない場所です。
V型エンジンのクーラント漏れの症状がある方は、是非参考になさってください。

アルミ製のカバー⇒
10,800円
その他ガスケット類⇒約10,500円
クーラント他⇒約5,250円
工 賃    ⇒31,500円
*表示価格は作業当日のものです。部品価格や税率の変動によって価格に誤差が出る場合がありますのでご了承ください。
 
2009.10
   copylight (c) 2005 poleposition all rights reserved.