毎日様々なトラブルと直面しています。これまでに当店で整備をした記録の一部をご紹介しましょう。
似たような症状でお悩みの方、お早めにご相談ください。
 1.タイミングベルト交換  2.消耗品交換  3.消耗品交換U  4.エンジン修理  5.エンジン不調
 6.オーバーホール  7.エアコン修理  8.ヒーター修理  9.オーバーヒート  10.カブリオレ幌交換
 11.ドレスアップ  12.自分でメンテナンス  13.足回り交換  14.ブレーキOH  15.トランスプログラム
 16.AT載せ換え  17.天井修理  18.モール交換  19.究極のボディー補強  20.O2センサー交換
 21.カムチェーン異音対策  22.リヤスクリーン交換  23.オイル漏れ  24.リヤ足回りブッシュ交換  25.シート修理
 26.メーター修理  27.社用車定期点検  28.ベルトテンショナー  29.レジスター交換  30.クラッチ交換
 31.エアバック警告  32.オンボードCP修理  33.4輪アライメント調整  34.パワーウインド修理  社外スタビライザー修理
 36.クーラント漏れ修理  37.必須冷却系修理  38.社用車定期点検その2

*番外編* 出張修理 in Hawaii
 オーバーヒート対策  アイドリング不調  ブレーキ交換  マフラー修理  マフラー修理U
 マフラー修理V  ドアハンドル交換

Maintenance Log.35

社外スタビライザー取付け

今回の作業は、E39ベースのアルピナB10−3.2(5MT)の社外強化スタビライザーの取り付けです。
メンテナンスログ33・4輪アライメントのページにも登場している、常連客T様の愛車。とても大切にされているのが一目でわかります。
こちらの車輌は、長年当社にて整備をさせて頂いている、とても程度の良いアルピナです。
前回は足回りを全てアルピナオリジナルに交換して楽しんでいただいていましたが、もう少し自分好みにロールを抑えた感じに仕上げたいとのことで、強化スタビライザーの取り付けとなりました。
*スタビライザーとは、アンチロールバーとも言われ、車体のロールを防ぐ為のサスペンションに追加される部品です。

とっても綺麗で程度の良い
アルピナB10
アイバッハ製・強化スタビライザー 強化ブッシュも付いています。
ノーマルスタビライザー スタビライザーを外す為には
エンジンを支えているメンバーを下ろすことに、、、
交換はエンジンジャッキなど、
特殊な工具が必要なのでDIYでは難しい作業です。
一目でわかる真っ赤なスタビライザー リンクの取り付け位置の調整で強弱のセッティングも可能 今回は強で合わせて様子を見ることに。
画像を取り忘れましたが、リヤも交換しています。

今回の作業費用は...。(1998年式 E39 アルピナB10)
部品は、お客様持込みです。
 工賃     →
26,250円(持込の場合)
 作業時間  →約3時間半

*作業後に、お客様からのインプレッションのメールを頂きました。


B10はE39をベースにしていますから、いくらALPINAとはいえスポーツよりもコンフォートに比重がおかれています。
しかし、見た目以上にハンドリングはシャープで軽快なフットワークをしています。なんせ、車両重量は約1.5tですから。
ただし、峠道等のコーナーでのロールは凄いものがあります。クルマ仲間のB3等のスピードレンジで一緒に走っていると余りのロールに恐怖が勝ってしまい、「その先」のアクセルが踏めません。

勇気を出してアクセルを踏んでいけば大きくロールしながらも、タイヤを路面にこすりつけながらコーナーをクリアするのでしょうが、僕にはそこから先のアクセルを踏む勇気がありません。

で、考えたのがスタビライザーの交換です。

アルピナB10−3.2のスタビの太さはF23mm R13mmで、これはE39の525や528と同じでした
因みにE39−540は F25mm R13mm、アルピナB10−V8が F25mm R15mm、E39−540Sportsは F25mm R15mm。やはり一番太いのはE39/M5でF27mm・R16.5mmあることが分かりました。

これをみてもわかるとおり、B10-3.2には一応スタビがついているといったもので、峠道をがんがん走るためのスタビライザーではないことが良くわかります。

そこで社外品を探してみたところ、オートリファインとアイバッハの2社のみE39用のスタビを販売しておりましたが、今回性能がマイルド(と言われている)で強弱の調整が可能なアイバッハのスタビをチョイスしました(値段が安価であったのも大きな決め手でした)。
 
アイバッハのスタビのサイズはF27oR18oでM5よりも太いため、かなり効果がありそうです。
 
取り付けはB10の主治医であるポ−ルポジションさんでお願いしました。
今回取り付けをしてくださったのは整備主任の森田さんです。僕とって森田さんはとても信頼のできるメカニックで、腕は抜群、そのうえ物腰は柔らかときています。こんなメカニックがいてくれるお陰で、大事なB10も安心して任せられるというものです。これからもB10の面倒見てやってくださいな。

さて、今回は伊藤社長と相談した結果、FRとも効きを「強」にして取り付けしてもらいました。
取り付け後ですが、工場から家までではほとんどスタビライザーを交換した効果は感じられませんでした。
はっきり変わったと言えるのは乗り心地です。ご想像の通り乗り心地は少々悪化しました(特にリアが悪化しました)。効きを「強」にした影響でしょうか、以前より「ゴツゴツ」した感じで、アルピナサスのしなやかさが少しスポイルされた感じです。
ただ、嫌でしょうがないというレベルではなく、以前と比較した場合での話ですし、予想の範囲でしたので気にしていません。

やはりスタビを交換した違いがダイレクトに感じられたのは峠に走りに行った時でした。
タイヤが少々泣くぐらいのスピードレンジで走った際、乗り味は明らかに変わっており、所謂ロール感は減少しました。
ただ、ロールしないというのではなく、ロールはするが、していても恐くないので今まででは踏めなかった「その先」で(アクセル)が踏めた!という類のものです。

結果としてマインドに余裕が生まれ、ハンドリングにも好影響を与えたので、その結果いつものコーナーをよりスムースに駆け抜けると事ができたと言った感じです。

ただし、タイヤがグリップしながらも、ある速度域から徐々に滑り出すという感じがなくなり、唐突に「タン」と滑っててしまうので、いい気になってスピードを上げると痛い目にあうようです。

実際、この間は峠」上りコーナーで唐突にタイヤがグリップ失って滑べってしまい、肝を冷やしてしまいました(汗)。本当に恐かった(大汗)。
今でも、どの程度で滑るのかがつかめていないので、もうしばらく走り込んで感覚をつかみたいと思っています。

サスペンションやタイヤとの相性も大事と思いますね。個人的にはピレリで言うとPZEROよりもロッソ等のグリップ特性があうように感じていますが、これももうしばらく走りってみたらまた、変わるかもしれません。

とりあえず6月の車検まではセッティングはFRとも「強、強」のままで走り、その後色々とセッティングを変えてみて自分の走り方に合うセッティングを探ろうと思っています。
楽しみがまた増えました(笑)。

2009.4
T様、インプレッションありがとうございました!!
こうしてご報告いただけると、私達にとっても何よりの勉強になります!


作業完了後、1ヶ月乗り込んでセッティングを「弱」に変更させていただきましたが、次回の車検整備でお預かりの際に、最終セッティングを決めましょう。
6月のご来店を、お待ちしております!!


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