Maintenance Log.30

クラッチ交換

うまく使えば10万キロ以上使えるクラッチ。どんなに大切に扱ったとしても、いずれは交換の時期が来ます。
今回はE34型、アルピナB10−3.5/1 (115,000km) のクラッチ交換をご紹介いたします。


すばらしいエンジン・足回りのアルピナでも、
きちんと整備をしないと楽しいドライブはできません

お預かり時にクラッチのスベリはありませんでしたが、ミッションより異音があり、クラッチペダルを踏むと消えていました。
この症状から、クラッチディスクを作動させる為の
「レリーズベアリングの不良」と判断しました。
このベアリングを交換する為には、ミッションを脱着する必要があるので、ついでにクラッチディスクとカバーを交換することになりました。



ところが...。いざミッションを降ろしてみてビックリ!!
まずはマフラーをフロントパイプから全て外します。 続いてプロペラシャフトを外します。 最後にトランスミッションを下ろします。
外したトランスミッションは綺麗に洗浄します。



降ろして驚いたのが、レリーズベアリングが内部でバラバラになっていて、ベアリング不良による異音でした。
クラッチディスクが無くなる事や、ベアリングの異音は良く経験しますが、この様にバラバラになったのを見たことは初めてです。
バラバラになっていたレリーズベアリング 上が左写真のバラバラになったもの
下が新品




それぞれを組み込み、クラッチのセンターを出してトランスミッションを組み込んでいきます。
クラッチディスクは、センター出しといってまっすぐ固定しないと後に振動などの不具合が出るので、慎重に組み込みます。 ディスクの上にクラッチカバーを取り付けます。
均等にトルクが掛かるように、全てのボルトを丁寧に締め付けていきます。



今回掛かった費用は...。クラッチキット(クラッチディスク、クラッチディスクカバー、レリーズベアリングの3点)
部品代、定価64,050円 → 
50,400円
工賃は通常、52,500円 → 当社の販売車輌の場合は
42,000円
*表示価格は作業当日のものです。部品価格や税率の変動によって価格に誤差が出る場合がありますのでご了承ください。
2008.6

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