毎日様々なトラブルと直面しています。これまでに当店で整備をした記録の一部をご紹介しましょう。
似たような症状でお悩みの方、お早めにご相談ください。
 1.タイミングベルト交換  2.消耗品交換  3.消耗品交換U  4.エンジン修理  5.エンジン不調
 6.オーバーホール  7.エアコン修理  8.ヒーター修理  9.オーバーヒート  10.カブリオレ幌交換
 11.ドレスアップ  12.自分でメンテナンス  13.足回り交換  14.ブレーキOH  15.トランスプログラム
 16.AT載せ換え  17.天井修理  18.モール交換  19.究極のボディー補強  20.O2センサー交換
 21.カムチェーン異音対策  22.リヤスクリーン交換  23.オイル漏れ  24.リヤ足回りブッシュ交換  25.シート修理
 26.メーター修理  27.社用車定期点検  28.ベルトテンショナー  29.ブロアファンレジスター  30.クラッチ交換
 31.エアバック警告  32.オンボードCP修理  33.4輪アライメント調整  34.パワーウインド修理  35.社外スタビライザー修理
 36.クーラント漏れ修理  37.必須冷却系修理  38.社用車定期点検その2

*番外編* 出張修理 in Hawaii
 オーバーヒート対策  アイドリング不調  ブレーキ交換  マフラー修理  マフラー修理U
 マフラー修理V  ドアハンドル交換

Maintenance Log.28

ファンベルトテンショナー交換

ファンベルト。どの車にも付いているベルトです。
エンジンの回転を利用して、ダイナモ(発電機)やパワーステアリングのポンプ、そしてエアコンのコンプレッサーを動かす為に付いています。
ひと昔前のファンベルトは、僕達のような整備士が規定の値で張りを調整し、固定していました。
しかし、最近のエンジンのファンベルトは、テンショナーという機械で勝手に規定値にベルトを張ってくれます。便利になりました。
ところがこのテンショナーは、通常4〜5万キロが寿命と言われています。なぜなら規定値の張りが出なくなってしまうのです。
これを放置しておくと、ベルトを回しているプーリーがベアリング不良で壊れてしまいます。
こうなると厄介で、高回転で回っているベルトが外れてしまい、冷却用ファンに絡み付いてファンも壊してしまいます。更に、壊れたファンがラジエーターに突き刺さり、ラジエーターも交換になってしまうことも少なくありません。


ファンベルトの仕組み
これがファンベルトの仕組みです。ちなみに画像は、E34 525i。
テンショナーはファンベルト用(6)と、A/Cベルト用(8)にそれぞれ付いています。
またファンベルトには、テンショナー以外にも補助のプーリー(7)が1個又は2個付いています。

1、エンジンの力を伝えるクランクプーリー(ベルトの要です)
2、ウォーターポンプ、冷却水を循環させる
3、ダイナモ(オルタネーター)、発電機
4、パワステポンプ
5、A/Cコンプレッサー
6、ファンベルトテンショナー
7、ファンベルトアイドラプーリー
8、A/Cベルトテンショナー
プーリーは高回転で回っている為、中心部分のベアリングが限界に来ると、初期症状で冷感時に『カラカラ』『カサカサ』と言う音がしてきます。
すぐに収まるので見落としがちですが、エンジンを掛けてすぐに異音が出たらこれを疑ってください。



初期症状が出た時点で交換すれば特に問題はありませんが、やがて限界が過ぎるとこのようにプーリーが壊れてしまいます。
ベルトも、ウォーターポンプやパワステポンプに絡み付いて粉々になります。

左はベアリングがダメになり、外れてしまった状態。右は新品。 プーリーが外れた為に、ファンに絡み付いてバラバラになってしまったベルト。


異音がしたまま走り続けると、高回転で外れたファンベルトが冷却ファンに絡まり、冷却ファンが折れてラジエーターに突き刺さるなど、最悪はラジエーターまで交換する事になることもあります・・・。
ビッグトラブルになる前に、定期的な点検はもちろん、異音や不具合は日頃から気にかけるようにしてください。

部品代 1台分35,000円〜   工賃5,000円〜 
4気筒〜12気筒まで、モデルによって大きく変わります。詳しくはお問い合わせください。
2008.6

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